北朝鮮帰国事業裁判弁護団

北朝鮮帰国事業について、北朝鮮政府の責任を問う裁判の弁護団です。

2023-01-01から1年間の記事一覧

2023年10月30日 控訴審判決のご報告

2023年10月30日の控訴審判決はこちらです。 控訴審判決 控訴審判決要旨 控訴審判決は、帰国事業の基本的な事実関係を改めて認定した上で、 被控訴人が控訴人らに対し、北朝鮮での生活条件等につき事実と異なる情報を流布して北朝鮮への帰還(移住)を呼びか…

7/7東京高裁 第2回口頭弁論のご報告

【7/7東京高裁 第二回口頭弁論のご報告】 7月7日、東京高裁で2回目の口頭弁論期日が開かれました。 今回から裁判長がかわりました。新任の谷口園恵裁判長が、脱北者である川崎栄子さんや齋藤博子さんらの話に聞き入っていました。 また、2月に急性骨髄性白血…

控訴審第2回期日が7月7日に行われます!

控訴審の判決が5月31日に予定されていましたが、裁判所から連絡があり、判決期日を取り消し、弁論を再開し、改めて口頭弁論期日が開かれることになりました。 期日では、脱北者4名の声を、改めて裁判所に聞いてもらう予定です。是非お集まりください。(傍聴…

3月3日 控訴審口頭弁論のご報告

3月3日(金)、東京高等裁判所で、北朝鮮帰国事業裁判の控訴審弁論が行われました。控訴人たちはみな高齢、「命の時間がない」と待ちに待った日でした。「北朝鮮は地上の楽園」と騙されて北朝鮮に渡った脱北者5名が、北朝鮮政府を東京地裁に訴えたという前代…

控訴審における提出書面(控訴理由書)

控訴人が控訴審において提出した控訴理由書は以下のとおりです。 控訴理由書(1):国家誘拐行為の一体性を否定した原判決が誤りであること、仮に「勧誘行為」と「留置行為」を別個との不法行為と評価するとしても、後者は新潟港から開始しており日本の裁判…

控訴審第1回期日が3月3日に決まりました

北朝鮮帰国事業裁判は、原告全員が一審判決を不服として、舞台を東京高等裁判所での控訴審に移しています。 第1回の期日が以下のとおり決まりました。ぜひ傍聴にお越しください。 3月3日(金)10:30~ 東京高等裁判所101号法廷 傍聴に来られる方は、こちらの…